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正解の音

正解の音

【投稿日】 :2017/01/15
【カテゴリ】:スカトロ(大) 便秘 
【あらすじ】:ttp://www.nhk.or.jp/doutoku/ganko/?das_id=D0005130093_00000



「ツムちゃん、起きてる?」
扉の外から突然かけられた母の声に驚いて、ツムは目を覚ました。
狭い部屋。目の前にはタイルの壁。白い陶器のタンク。和式の便器にしゃがむ自分。
ここに至る流れを思い出すのに、少し手間がかかった。

登校しようと靴を履きかけたところで、少しだけうんちがしたくなった。
昨日も、おとといも出ていない。
やっと出せそうなのを喜びつつ小走りでトイレに入り、便器をまたいで、
お腹に力を入れた。「ぷすー」とおならが出て、したい感じはきれいに消えてしまった。
名残惜しくてそのままトイレに篭ってみたが何も起きず、そのうち眠気が襲ってきた。

「そろそろ学校に行く時間でしょ?支度しなさい」
「はーい……」

のそのそと形だけおしりを拭き、のっそりと立ち上がり、
のろのろと服を直す。
動作が遅いのは具合が悪いからだけではない。
もっさりしたおかっぱ頭に垂れ目という外見通り、
ツムはおっとり、のんびりした性格の少女である。
あだ名のツムはカタツムリを縮めたものだ。
学校で付けられたのを、いつの間にか家族までそう呼ぶようになっていた。

「気を付けてね、ツムちゃん」
「いってきまーす……」

黄色い通学帽をかぶり、玄関を出る。
空は青く晴れ渡り、山から吹いてくる風は瑞々しい緑の匂いを含んでいた。
素晴らしい初夏の朝だったが、ツムには全てが灰色に曇って見えた。

(うんちでない……おとといも、きのうも……どうしよう……)

単純におなかが苦しいのもある。
しかしそれ以上に、このままずっとうんちが出ないのでは?という恐怖が
胸を締め付けていた。
今でさえぽっこり出ているお腹がどんどん膨らんで、
いつか歩けなくなってしまうのではないか。
そんな想像が頭をよぎり、気持ちに暗い影が差すのだった。

赤い殻を背負ったカタツムリのように、ツムは重い足取りで通学路を歩いた。
畑に両脇を挟まれた細い道をしばらく進み、小川にかかる橋を渡って山道を少し上ると、
ツムたちの学校が見えてくる。
平屋建ての小さな校舎。通ってくる子供は全学年合わせても十人に満たない。
だからこそ、なのか、先生も含めた全員が一つの家族のようで、
ツムは自分の学校が好きだった。

校門を抜けたところで、掃除道具を持った用務員のおばあさんに出くわした。
なんでもツムのお母さんが子供のころからこの学校で働いているらしい。
みんな「ガメさん」と呼んでいたが、本当の名前は誰も知らなかった。

「あら、ツムちゃんおはよう」
「あ、ガメさん……おはようございます……」
「どうしたのツムちゃん、元気ないわねぇ」

ガメさんの声は、心底から心配している風だった。
ツムは迷った。恥ずかしいから、便秘のことは親にも相談していない。
だが、ガメさんなら。内緒にしてくれそうだし、治す方法を知っているかもしれない。

「三日もうんちでなくて、おなか、おもいの……」
「それは困ったわねぇ……そうだわ、よく効くお薬あげるから、こっちいらっしゃい」
元来た道を取って返すガメさんに、ツムはついて行った。
前を行く小さくて曲がった背中がとても頼もしく見えた。


そして五分後。
校舎の隅、用務員室の畳に敷かれた座布団の上に、
ツムはちょこんと正座していた。
ガメさんは窓際に置かれたコンロの前に立ち、小鍋を火にかけている。
湿布のようなつんとする匂いがただよってきて、少し不安になった。

「さあできた、これを飲めば、きっとうんち出るようになるわ」

ちゃぶ台の上に茶碗が置かれた。
中には濃い茶色のお茶がなみなみと注がれている。

「クレマカカリア、っていう木の葉っぱを干して煮出したの。
昔からあるおなかのお薬だから、だいじょうぶよ」

ツムは意を決してお茶を一口飲んだ。
少し渋いが、臭いほどひどい味ではない。
全部飲み干して一息ついたところで、校舎の外が騒がしいのに気付いた。
他の子たちが登校してきたようだ。もうそろそろ授業が始まる。

「……ガメさん、ありがと」
「お大事にね、ツムちゃん」

ニコニコ顔のガメさんに見送られ、教室へと向かう。

(ほんとに、きくのかなぁ)

膨らんだお腹に手を当てる。
急にぎゅるぎゅる鳴り始めた……などということはなく、相変わらず静かなままだ。
ガメさんには悪いが、お茶一杯で今の悩みがきれいに解決するとは思えなかった。


※※※


生徒と先生が揃い、出欠の点呼を取った後、
授業を始める前に全員で校歌を歌うのがこの学校の決まり事だ。
今朝も教室に七と三分の一人分のとにかく元気な、少々音の外れた歌声が響く。
恥ずかしがり屋のツムも普段は他の子の半分くらいの声は出せるのだが、
今日は特に控えめだった。

(どうしよ……うんち、したくなってきちゃった……)

おなかの具合は、順調に悪くなっていった。
始めは微かなうねりだった。それがだんだん強くなってきて、
痛みを伴うようになった。
そして、ずっと待っていたと同時に、学校では絶対に来ないでほしかったあの感覚が
ぞくぞくと背筋を震わせた。

学校でうんちしたくなったことは、今までで一度だけある。
その時は五時間目だったから、なんとか帰るまで我慢することが出来たのだが……

(おうちでしたい……でも、そんなにがまん、できないよぅ……!)

今ですらおしりの穴をぎゅっと締めていなければパンツの中に出てしまいそうなのに、
あと半日以上も耐えられるはずがない。
そうなると、休み時間にこっそり済ませてしまうしかない。
ツムは壁の時計を見上げ、絶望的な気分になった。
解放の時間まではるか遠い。三十分以上も我慢できるのか、全く自信がなかった。


ツムの事情などお構いなく、授業は順調に進んでいった。
高学年組と低学年組に別れ、それぞれ先生が一人ついて指導する。

「今日は言葉遊びをしましょう。しりとり、知ってますね?」
はーい、しってまーす、と元気な声があがる。
「言葉のさいごに、『ん』の字がついたらだめなんだよね!」
得意げに声を上げたチョビに、先生は笑顔で頷いた。
「それじゃあバンバン君から……『か』で始めましょう」
「か、か……かーちゃん!」
「えー!?」
「せんせー!『ん』ついてる!」

周りが楽しげに騒ぐ中、ツムはずっとうつむいて黙っていた。
ごろごろ、ぐるぐると鳴りだしたおなかを押さえ、椅子の上でおしりをよじって、
腹痛と便意をごまかすのに必死だった。

(おなかいたい……おトイレ、いかなきゃ……)

だがそれには、手を挙げて先生に言わなければならない。
みんなから注目されること自体が、内気なツムには苦痛だった。
それにもし、学校でうんちしたことがばれたら。

(『あー!ツムちゃんがうんちしてるー!』)
(『ほんとだー、くっせー』)
(『きったないんだー』)

頭の中で早くも空想上の罵り声が湧きあがり、
元からなけなしの勇気を奪っていく。

(そんなのやだ……ぜったい、がまんしなきゃ……)
(でも、うんちしたいよぅ……うんち……)

「ツムちゃん?」
「え?」

声に顔を上げると、みんなが黙って自分を見ていた。
全く聞いていなかったが、しりとりの順番が回ってきていた。

「『う』だよ、ツムちゃん」
「ほら、ぴょんぴょんするどうぶつ!ぴょんぴょん!」
「おい、おしえんなよっ!」

「ぅ、あの、えっと」
集まる視線。体がかっと熱くなる。
早く答えなきゃ、という焦りが頭の中を白く染めていく。
『う』。口が勝手に、さっきまで強く意識していた『う』を漏らした。

「………………う、うんち」

教室は一瞬静まり返り、それからどっと沸いた。

「やだツムちゃん、やめてよー!」
「うんちだってー!」

隣で勉強していた高学年の子たちにも笑われて、
ツムは顔でお湯が沸かせるのではないかと思った。

「いいのよツムちゃん、よくできました!次は、『ち』からね」
先生が宥めに入り、しりとりが再開された。

(はずかしい……うんちって言っちゃった……)
心臓のドキドキがなかなか収まらない。
ふと時計を見ると、休み時間まで残り五分だと告げていた。
あと少し。授業が終わったら急いでトイレに行って、
パンツを降ろして便座に座って、思いっきりうんちを……

そんな想像をしたせいだろうか。
やっと出られると勘違いしたうんちの頭が、下へと動き始めた。
すぐに行き止まりにあたったが、そこは壁ではなく外への門だ。
巨体の重みに負け、じわりじわりと開いていく。

「!」
ツムはあわてておしりの穴をぎゅっと締め、塊をひっこませようとした。
だが、外に出ようとする勢いは抑えられない。
おしりもおなかも、溜めこんだうんちを出したがっている。
そして本心では、ツム自身も。頭の中が、「うんちしたい」で塗りつぶされていく。

「うんち…うんちっ…うんちぃっ……!」

すでに穴と化した肛門の奥から、うんちの頭が這い出てくる。
かろうじて残っていた恥ずかしがり屋の心が、必死でそれを押しとどめた。
椅子の固い座面にもう窄まっていない窄まりをぐりぐりと押し付け、
無理やりうんちを押し返す。体の揺れに合わせて、椅子がぎしぎし鳴った。
数秒のせめぎ合いの後、出かかっていた太い塊はわずかに後退し、
おもらしの危機は一時遠ざかった。

「はー……はー……」

少し余裕が出来て、すぐそばに先生が立っているのに気付いた。
ツムにしか聞こえない耳元で、先生はささやいた。
「ツムちゃん、もしかしてトイレに行きたいんじゃない?」

ツムは反射的に、ぶんぶんと首を横に振った。
だが目を潤ませ、息は荒く、椅子の上で落ち着きなくおしりをもぞもぞさせる様子は、
明らかに普通ではなかった。

「でも……」

具合悪そうよ、と続く言葉を遮るようにチャイムが鳴った。
待ちわびた休み時間が、ようやく訪れたのだ。
先生と、遊びの相談を始めた学友たちを尻目に、ツムは教室を飛び出した。


校舎にあるトイレでするのはためらわれた。
誰もいない所。校庭の隅にある小さなトイレまで、およそ五十メートル。
かけっこの苦手なツムにしては異常ともいえる速さで、転がるように走った。

ぶっ!ぶぶびっ!ぶぅーっ!

大きな音のおならが、次々とおしりから飛び出す。
風船のように膨らんでいたおなかには大量のガスも溜まっていて、
それが今、外へ押し出され始めたのだった。

(うんちでちゃう……!おトイレ……おトイレぇっ……!)

ツムは気にしなかった。どうせ誰も聞いていない。
とにかく漏らす前にトイレに駆け込んでうんちをすることしか頭になかった。

「はぁっ、はぁっ」
赤い顔で息を切らしながら、トイレのドアにすがりつく。
震える手で開ける。中には洋式の便器が一つ。今はそれだけで十分だった。

その時、背後からざわめく声を聞いてツムは凍りついた。
休み時間になって、他の子たちが校庭に出て遊び始めたのだ。

うんちの頭が直腸の壁に触れて、それがいまどんな状態なのか伝わってくる。
カチカチに固くて、かなり太い。今にも出そうなのに、出すのに苦労しそうだった。
つまり出るまで長い時間、トイレに篭っていないといけないのだ。
それにようやく出せたとしても、臭いがしてしまう。
まだおならも出そうだから、大きな音だってするだろう。

もしその間に、誰かが近づいてきたら。さらに、トイレに入ろうとしたら。
授業中にトイレに行くことよりも、よっぽど恥ずかしい。

(どうしよう……どうしよう……!)

答えは出ない。少なくとも今トイレには入れない。
ツムは扉を外から閉め、あてもなく歩き出した。
草むらのほうを目指したのは、無意識でこれから起こることを知っているからかもしれない。
お腹がぐるぐる鳴り、再び強い便意が襲ってきた。

(どうしようもうがまんできないうんちでちゃうでるでる)

もうおしりの穴が開いてしまって、うんちが顔を出しているのが自分でもわかる。
現実的に考えて、残された選択の自由は少ない。パンツをはいたままするか、脱いでするか。

(うんち、でるぅっ……!!)

間一髪、パンツを下ろしてしゃがむのは間に合った。
汗まみれの小さなおしりの真ん中から突き出た焦げ茶色の岩がせり出し、
ぼとり、と地面に落ちた。

「うん゙~んっ!!」
顔を歪め、全力で気張る。周りには丈の短い草しかなく、
たいした目隠しにはなってくれない。
早くしないと、みんなに見られてしまう。

ツムの焦りとは裏腹に、うんちが出ていく速度はじれったくなるほど遅い。
クレマカカリアのお茶はおなかを刺激して溜まったものを押し出してくれたが、
出口近くの固く太くなってしまったうんちを柔らかくしてはくれなかった。

(うんちかたいっ……おしり、いたいよぅ……)

すでにいっぱいに口を開けた肛門を、さらに乱暴に押し広げられるたびに痛みが走る。
それでも強烈な便意のために、ツムは踏んばるのを止められなかった。

にちにちと粘質の音を立て、ツムのうんちは切れずに伸び続けた。
先頭が地面に届く。それでも折れずに、地面に横たわっていく。

「はぁっはぁっ……うぅんっ!」

おしりからうんちを生やしたまま一度息継ぎし、再び息む。
二度目の息が切れそうになったころ、ようやくうんちの最後尾が吐き出された。

かけっこした後のように、頬が火照ってはぁはぁする。
まず息を整えるのが先で、その後、自分がしたことの理解が追いついてきた。

「うんち、でちゃったぁ……」

おしりの下には、最初に出した塊と、長い長い一本のうんちが生まれていた。
踏んばりながら時々足を踏みかえて移動したせいか、渦を巻くような形になっている。
まるでカタツムリの殻のようだ。

「でも……すっきりした……すっごく……」

今朝の憂鬱が嘘のように、周りの景色が色鮮やかに見えた。
口元が自然に緩む。
おしり丸出しのまま、ツムはしばらく久しぶりの排便の余韻に浸っていた。

そのうち後ろから笑い声を聞いて、のんびりしている暇がないことを思い出した。
さっきよりも近づいている。
慌ててスカートのポケットからティッシュを引っ張りだし、おしりを拭いた。
三枚使ってもまだ汚れが付いてきたが、じれったくなってそのままパンツを引き上げた。
あとは何食わぬ顔で、この場を立ち去ればいい。

「ツム、何してんだ?こんなとこで」

出くわしたのは、よりによってバンバンだった。
体が大きいし乱暴なところがあるので、少しこわいと思っていた。

「んーん、なんでもない……」

そう言いながら、ツムの小さな心臓はどくんどくんと速く鳴っていた。
うんちがみつかりませんように、と心の中で神様に何度もお願いをして、
バンバンがどこかに行くのを待った。

「そうか?サッカーやるから、ツムも……」
突然、バンバンがしかめっつらになった。首を振り、鼻をくんくん言わせだした。

「このへん、なんかくさくねーか?」

臭いの元を探して、ツムの横をすり抜けて歩いていく。その先には、

(あっちって……!だめぇっ!!)

「うわ、なんだこれ!めちゃめちゃでっかいうんこだ!」
「なになに、うんち!?」
「うんちだってー!みにいこっ」

バンバンの大声を聞きつけて、他の子たちもぞろぞろと集まってきた。
小さな子供のほとんどはうんち、おなら、おしっこといった方面の下ネタが大好きだ。
さっそくツムの出したものを囲んで、品評会が始まってしまった。

「ほんとおっきいね……うんちのお化けみたい」
「くっせー!」
「かたそー……これ、べんぴのうんこだよね?」

まるで自分自身のことを罵られているように、
友達の言葉が胸に突き刺さる。
その痛みに耐えながら、せめて自分がしたものだとばれないように、
ツムは必死で祈り続けた。
うんちしたことを知られるだけでも恥ずかしいのに、
こんなものすごいのを出したなんて気づかれたら、もう、

「あれ、なんか落ちてる」
「ハンカチ?あ、名前書いてある」
「ツムちゃんのだね……ってことは、もしかして……」

ツムは顔を上げられなかった。
みんなからの視線が突き刺さるのを感じた。
体が焼けるように熱い。いっそそのまま燃え尽きてしまいたかった。

「このうんち、ツムちゃんがしたの?」
「うっそだー!学校で一番ちっちゃいのに、こんなでっかいのするわけないじゃん!」
「でも、ハンカチ、こんなすぐそばに落ちてたし……」
「うんこならちゃんとトイレでしろよ!もうちょいで踏むとこだったんだぞ!」

「ご、ごめ、な゙、っぐ、」
『ごめんなさい』は押しよせてきた涙の洪水に飲まれて、
ちゃんと言葉にならなかった。

「あー!バンバンがツムちゃん泣かしたー!」
「なんだよ、おれが悪いのかよっ」

ツムをかばう女子とバンバンが言い争いを始めかけた時、
校舎の方から走ってきていた先生が間に割って入った。

「一体どうしたの、喧嘩なんかして」
「ツムちゃんがここでうんちしちゃって、バンバンが踏みそうになったから怒って、
ツムちゃんを泣かせちゃったんでーす!」
「ツムちゃん、授業中ずっと我慢していたでしょう。
 恥ずかしくてトイレに行けなかったのよね?」

先生はしゃがんでツムと目線を合わせ、静かな声で尋ねた。
ツムは未だに声が出せず、首を縦に振るので精いっぱいだった。

「うんちは誰でもするし、決して恥ずかしい事なんかじゃないの。
次からはちゃんと、トイレでしましょうね」

再び頷くツムを見て微笑み、先生は他の子たちのほうに向き直った。

「お腹の調子が悪いことは、誰にだってあるわ。
 だから失敗しちゃった子を怒ったり笑ったりしないで、助けてあげましょうね」
「はーい!」
「わ、わかったよ……」

かくして「ツムちゃんのうんち事件」は幕を下ろし、
思い思いの休み時間に戻っていく。
その後誰も話題にすることはなく、一週間ほど経った頃には
すっかり忘れ去られてしまっていた。

ツム本人に関して言えば、もう少しだけ続きがある。
他の子どもたちが散った後、先生と一緒にうんちを校庭の隅に埋めた。
運ぶために移したビニール袋の、ずっしりした重みが恥ずかしかった。
穴を掘った場所は、奇しくもクレマカカリアの樹の下だった。

校舎の窓からたまたまその樹が見えると、
ツムは切ないようなもどかしいような、不思議な気分になる。
巨大なうんちを外でしてしまい、それを友達に見られ、責められるという異常な体験。
それに便秘の苦しさ、我慢の辛さ、出し切った時の気持ちよさが複雑に絡み合い、
ツムの中に深く根を下ろしていた。

落ち着かない気持ちをどう鎮めればいいか、ツムは知らなかった。
少なくとも、今はまだ。



===========================================
あとがき

ほぼ元ネタ通りです
こういうのは男の子が主人公なことがほとんどなので、
男女同権の観点から女の子主人公のやつももっと増えるべきだと思いました(社会派)
2017年01月16日 | Comments(4) | スカトロノベル
コメント
更新お疲れ様です
今更ですがあけましておめでとうございます
今年も楽しみにしています
 URL 2017年02月28日 10:00:52 編集
No title
nice!   
 URL 2017年05月15日 23:35:49 編集
Re: タイトルなし
> 更新お疲れ様です
> 今更ですがあけましておめでとうございます
> 今年も楽しみにしています

あけましておめでとうございます!(7月)
牡蠣男 URL 2017年07月17日 23:58:38 編集
Re: No title
> nice!   

boat!
牡蠣男 URL 2017年07月18日 00:02:28 編集

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