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夏の石

夏の石

【投稿日】 :2012/11/06
【カテゴリ】:スカトロ(大) 下痢 おもらし 野外排泄 
【あらすじ】:ある男の子と女の子の話2


子供時代、夏に一週間ほど田舎に滞在したことがある。
場所はN県の山の中、うっかりすると地図に書き洩らされかねないくらいの奥地。
母の友人がそこに住んでいて、夏休みに招待されたという形である。

すっかり虫が食ってしまった思い出をたどっていくと、
不思議といくつかのシーンだけは鮮明に浮かび上がってくる。
夏草の濃い緑に挟まれた、どこまでもまっすぐ続く砂利道。その果てに連なる山々。
入道雲と、目が痛くなるほど鮮やかな青い空。
見上げた大きな木のてっぺんから注ぐ、まぶしい木漏れ日。
そして、彼女との出会い。

「ふーん、たっちゃんの学校って、四つもクラスあるんだ」
小さな池のほとりに転がっている倒木に並んで腰かけて、
私たちはいろいろな話をした。
セミの鳴き声がうるさいというちょっとしたマイナスはあったけれど、
森の中は強い日差しが入ってこないので昼間でも涼しかった。

「あたしのとこなんて、クラス一つしかないよ。やっぱり都会ってすごいね」
「すごくは、ないと思うけど」
「すごいよ。たっちゃんのくせに、生意気」
彼女は私よりも一つ年上で少し背も高く、木登りも虫捕りも都会っ子の私より
だんぜん上手かった。
そのせいか、私に対してお姉さんぶって接することが多々あった。
服はたいていくたびれたタンクトップに膝丈の半ズボンという色気のない恰好で、
髪がもう少し短ければ遠目には男の子と間違われかねなかっただろう。
黒いリボンのついた麦わら帽子をいつも被っていたせいか、
顔についての印象はあまり強いものはない。

「ねえ、好きな女の子いる?」
しかし、彼女の大きくて綺麗な目だけは、強く記憶に残った。
私をからかうときに見せるあのいたずらっぽい眼差しが、実をいうととても好きだった。

「……うん、いる」
「ほんと?なんて名前の子?」
「教えない。言っても、どうせわかんないでしょ」
「えー。いいじゃん、教えてくれても」
「やだよーだ」
彼女はいじっていた葉っぱの切れ端を池に投げ込んで、私に向き直った。

「じゃあ、代わりにおちんちん見せて」
「……なんで?意味わかんない」
「どっちかだよ。好きな子の名前を言うか、おちんちん見せてくれるか」
たいていの男子が選ぶだろう選択と同じように、私はズボンとパンツをそろそろと下ろした。
好きな子の名前なんてうっかり口にしたら、その後何日もからかわれるのは目に見えていた。

「へー。お父さんのより、ぜんぜんちっちゃいね。毛もないし」
彼女は珍しい虫を見た時のように、私のそこを指でつんつんと突っついた。

「やめてよ。くすぐったい」
「でも、なんかかわいいかも」
ズボンの中にそれをしまうことが出来たのは、引っ張られたりべたべた触られたりして
散々おもちゃにされた後だった。

「男子はあそこからおしっこ出るんだよね。へんなの」

変と言われても男にとっては至極当然なので、私はなにも返事しなかった。
少し会話が途切れ、私たちはそろって静かな水面を眺めていた。

「ねぇたっちゃん、あたしのも見る?」
不意に、彼女がそんなことを言い出した。

「あたしがたっちゃんの見たから、今度はたっちゃんがあたしの見るの。
 そしたらあいこでしょ?」
その時私の中を占めていたのは、性欲ではなく好奇心だった。
女子にものが付いていないことは知っていたが、その代わりにどうなっているのかまでは
知らなかったし、少し興味があった。

私が頷くと、彼女はさっきの私と同じように立ち上がって下を脱ぎ、
その部分を私の目前にさらけ出した。
変な形だなぁ、というのが初めての感想だった。
そこの肉はわずかに盛り上がっているものの、いわゆるホースも袋もなく、
一本の亀裂が入っているだけだったのだ。
今まで見慣れた、日焼けした腕や足の肌と比べて、下腹や股間は意外なほど白かった。

「触ってもいいよ。あたしもたっちゃんの触ったから」
そう言うので、割れ目の横の膨らんだ部分を押してみた。
見た目では柔らかそうだったが、触ってみると意外に押し返してくる弾力が感じられた。

「でもこれ、どこからおしっこするの?」
不思議に思って聞くと、彼女は例の、少しいじわるな目でニヤニヤしながらこちらを見た。

「おしっこするとこ、見たい?」
我々男子にとって、女子便所とは不可侵の聖域であった。
誤って一歩踏み入っただけで、その日の帰りの会で女子によってたかって
責められる羽目になった。ましてや、その奥で行われている女子たちの行為の秘密など、
決して知ることはできないと思っていた。
さっきよりもやや後ろめたい気持ちを抱えて、私はまた頷いた。

「クラスの男子だったらいやだけど、たっちゃんになら見せてあげる」
彼女はいったんズボンを引き上げ、草が生えていない、土がむき出しになっているあたりに
歩いて行き、私を手招きした。
二人で向かい合う形になると、彼女は再び下を脱ぎ、その場でしゃがみこんで、
おもむろに放尿しはじめた。

シュィィィィィ……

割れ目の中ほどから金色の雫が二滴、三滴とこぼれたかと思うと、
やがて一筋の水流となって意外なほど力強く地面を叩いた。
日陰の湿った土には時ならぬ雨はなかなか染み込まず、やがて彼女の足の間には
琥珀色の池が生まれた。
その中で小さな羽虫が一匹、逃げ遅れて溺れもがいていた。

「ふぅ……」
放水の勢いがだんだん弱まって再び水滴に戻った頃、彼女は腰を軽く振って雫を切り、
澄ました顔でそのまま下着とズボンを穿いてしまった。
そうしておいてなぜか得意げな顔で、私の顔を覗き込んだ。

「どうだった?」
「……どう、って言われても」
「どきどき、した?」
本当のことを言うのも癪だったので首を横に振ったら、
つまんないの、と口をとがらせてみせた後、さっさと元の座っていた倒木に戻った。

それだけで、特に何という事もなくこの一件は終わった。
ただ、時々彼女の方から吹く風がほのかにおしっこ臭くて、
ちゃんと拭いてほしいなあ、と思ったのを記憶している。


別のある日、私たちはちょっとした口喧嘩をした。
発端は確か、隣の家に住んでいた幼馴染のエミちゃん(今ごろどうしているやら)の
話をしたことだったと思う。
お互いの家でよく遊んだこととか一緒に遊園地に行ったこととか、私が話すのに
いちいち相槌を打ち、やがて話がひと段落ついた時、彼女はぽつんと言った。

「たっちゃんが好きなの、その人でしょ」
図星を突かれて、私はとっさに何も言えなかった。

「あ、やっぱり。顔赤くなったもん」
「……なってない」
「なってますー。いいじゃん、別に隠さなくても」
「だから、ちがうってば」
「たっちゃんとエミちゃんは、あっちっちー♪」
「やめてよ!」
節をつけて歌いながら、彼女は止めさせようとする私の手から逃げ回った。
その決して短くない追いかけっこが終わった後も地面に相合傘を書き、
私とエミちゃんの名前を並べようとした。
私が消そうとすると、けらけら笑いながら別の場所に書いた。
その繰り返しをしているうちに日が暮れ、私たちは森の入口まで戻っていつものように別れた。
彼女は至極ご満悦のようだったが、散々からかわれた私の胸には、
なんとかやり返してやりたいという悔しい思いが渦巻いていた。


翌日になってもその気持ちは収まらず、いつもの池の前に並んで座りはしたものの、
彼女としゃべる気にならなかった。彼女も特に話しかけてはこなかった。
その日の彼女は少し顔色が悪く、どこか具合が悪いように見えた。
倒木の上で落ち着きなく何度も座り直し、時折私に見えないようにこっそり下腹をさする。
それは、その数日前にアイスを食べすぎた妹がトイレに駆け込む前にみせた様子と
そっくりだった。

「ねぇ、もしかして、ゲリピーなの?」
彼女はうつむいて、何も答えなかった。
セミの鳴き声の隙間をついて、お腹からきゅーごろごぼっ、と妙な音が聞こえた。
私は自分の推測について確信を得たのと同時に、復讐の機会が舞い降りたことを知った。

「早くゲリベンしてきなよ。ブリブリブリーッって」
排泄音のところは、我ながら迫真の汚らしい音真似ができたと思う。
彼女はまるで別人のようにしおらしく、頬を染めて唇をかんでじっと動かなかった。

時間が経っても、彼女の不調は治まるどころか悪化の一途を辿っているようだった。
ひっきりなしに腹鳴りが響き、その度に痛みが走るのか半ズボンの裾をぎゅっと握りしめる。
丸めている背筋を、時々妙に張ることがあった。
続く数秒間呼吸が荒くなり、お尻を倒木に強く押し付け、表情が泣き出しそうに歪み、
――何とか耐えきって元の姿勢に戻る。
彼女が戦っている相手は、腹痛だけではなかった。

何度目かのせめぎ合いの後、彼女はとうとう立ち上がった。
「おしっこ、してくる。こないで」
震える声で明らかな嘘をつき、よろよろと歩いて茂みをかき分け、森の奥に進んでいく。
力関係を逆転してすっかり調子に乗っていた私は、嬉々としてその後をついていった。
それに気づき、彼女は後ろに振り返って私を見た。

「こないで、ってば」
「なんで?おしっこするんでしょ、また見せてよ」
「いいから、っ、あっち行って」
少し木が開けた場所に出た。彼女はふらつく体を、近くの木に手を突いて支えた。

「ホントはゲリベンしたいくせに。やーいゲリピーおんなー」
「あっち行ってよ!!」
悲痛な叫びとともに、彼女のお尻が、ビビッ、という湿った破裂音を奏でた。

「あ……」
彼女は振り向いて自分のお尻を見た。
恐る恐る手を伸ばし、谷間に触れ、そして絶望の表情を浮かべた。
震える手で、ズボンに手をかけパンツと一緒に下ろしていく。
腐った卵みたいな臭いがあたりに広がった。
膝まで下げないうちに、下腹がまた唸った。お腹を押さえて中腰になったまま、
お尻から茶色いどろどろが噴出した。

ビッ!ブジュブジュブリブビビッ!ブブッ!

おならと共に炸裂した便はかなり広範囲に飛び散った。
あらわになった太ももにも、点々と茶色い跡が残った。
それに気づく余裕もないのか、彼女は崩れ落ちるようにしゃがみこんだ。
トイレでするのと同じ、排便のための姿勢。彼女の苦しみはまだ終わっていなかった。

「ふううっ……!」

ブリブリュブリュブリュブリュル!

腹痛に耐えかねて顔をしかめ、背中を丸め、再びお尻の穴が盛り上がって汚物を吐き出す。
今度は大人しくお尻の真下の地面に積もり、小さな黄土色の泥山が生まれた。

ブリュッ……ブッ……ビビッ……
やがて排泄の勢いは弱まり、出てくるものは指の先ほどの量になり、
水っぽいおならだけになり、そして止まった。
彼女は向こうを向いたまま、膝を抱えるように回していた腕の中に顔をうずめた。
隙間からしゃくりあげる声が聞こえた。
ここまで来てやっと、私は自分がやりすぎたことに気がついた。
同時に、いつも勝気だった彼女の弱々しい姿は、ひどく私を戸惑わせた。
どうしていいのかわからなくて、私はそこに突っ立ったまま、震える彼女の背中に向かって
ごめんね、を繰り返すことしかできなかった。

その後どうなったのか、詳しいところはよく覚えていない。
ただ、早いうちに仲直りには成功したようである。
私が家に帰る最後の日、彼女と会ってお別れをしたのを覚えている。
餞別として、彼女は河原で拾ったという綺麗な深緑色の石をくれた。
ちなみに世間ではファーストキスはレモンの味、などと言うようだが、
私の場合はオレンジ味だった。
爽やかで甘酸っぱい、幼いころの美しい思い出の象徴としては申し分ない。
その日たまたま彼女が舐めていた飴が黒飴や生姜飴だった可能性もあったわけで、
私は運がよかったのだと今になって思う。


※※※

なぜ今になってそんなことを思い出したのかと言うと、書斎の掃除をしていた時に
あの日もらった石が出てきたのが発端だった。
懐かしくなって彼女、もとい家内に見せたら、まだそれ持ってたの、いい年して気持ち悪い、
等と散々苛められた。
お互い年は食ったが、力関係は結局ひっくり返らなかった。もうずっとこのままだろう。
なお、その日の夜食卓に着くと、私の好物ばかりが並んでいた。
どうやらまんざらでもなかったらしい。

せっかくなので、翌朝例の石をお守り代わりにカバンの隅に入れて家を出た。
折しも七月の半ば、先日までの梅雨の曇天から一転して青空が広がっている。
訪れた夏の気配に、子供の頃この時期にいつも感じていた、今はもう忘れかけている、
漠然とした期待感のようなものがほんの少しよみがえりつつあった。
どうせ今年の夏も朝から晩まで仕事場に篭り、休みはクーラーの効いた家でごろごろし、
湿気と熱気が充満する満員電車に耐え、猛暑をただ恨みながら夏が過ぎていくだろうと
頭ではわかっていても、何か楽しいことが待っているような気がしてならない。

今年の夏は有給を取って、家内とどこかへ旅行にでも行こうか。
私は年甲斐もなく少し高揚した気分で、駅に向かって歩き始めた。


===========================================
あとがき(2012/11/08訂正)

まだ8月100日だからギリギリ夏ですよね
夏の間に投稿できてよかったです
2012年11月06日 | Comments(2) | スカトロノベル
コメント
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  2012年11月08日 00:37:26 編集
Re: No title
コメントありがとうございます。
あとがきの件ですが、あまりにも前回の更新から間が空きすぎて戻って来づらかったので
つい変なことを書いてしまいました;
ここに載っているのは恥ずかしながらすべて自作です。


牡蠣男 URL 2012年11月08日 22:33:08 編集

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