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なつ

なつ

【投稿日】 :2011/10/18
【カテゴリ】:スカトロ(大) 便秘
【あらすじ】:夏と二人の女の子の話
セミの声が騒がしい、夏のある昼下がり。
団地の隙間のような狭い公園で、二人の少女がジャングルジムの上に並んで腰かけて、
遠くに見える街並みを眺めていた。
タンクトップにショートパンツ姿のいかにも活発そうな美羽と、
背中まで髪を伸ばしたおっとりした雰囲気の栞。
半年前に学年が上がって同じクラスになってから、二人はすぐに仲良くなった。
見た目も性格も正反対に近かったが、なぜか気が合った。

公園の中央に植えられた樹が強い日差しを遮ってくれて、快適な日陰を作り出していた。
二人ともしばらく黙って寄り添っていたが、不意に美羽が、ぴょん、と地面に飛び降りた。

「どうしたの?」

上から栞が聞く。振り向かずに、美羽は小さな声で答えた。

「トイレ、行ってくるね」
「あ、うん、わかった」

トイレへ向かう美羽の背中を見送って、栞は再び緑の濃い遠くの山並みに視点を移した。
あの山がある所はどれくらい遠くなんだろう、と少し気になった。
美羽ちゃんはどう思うか、後で聞いてみよう、と思った。
ざあ、と涼しい風が吹き、少し眠たくなって、栞は小さくあくびをした。

遊具から離れて入口の近くにぽつんと、学校のトイレの個室をそのまま
持ってきたような箱がある。
それがこの公園のトイレだった。
もちろん中には、一段高くなった床の上に和式の便器が一つあるだけだ。
水洗式なのがわずかにマシな部分だった。
立てつけの悪い扉をなんとか引きあけると、前のお客の「忘れ物」こそなかったが、
壁や床に染みついた汚いものの臭いがただよってきて、美羽は顔をしかめた。
本当はこんなところでしたくないけれど、今しておかないと後でもっと困ったことになる。

口で息をしながら中に入り、扉を閉めた。
窓がないので真っ暗になってしまわないか心配だったが、
透ける天井から光が降りてきていて、中はうっすらと明るかった。

「んしょ、と」

下を脱いで便器にしゃがみこむ。
そして裸のおしりを軽く左右に振って力をこめやすい位置を探ると、
美羽は軽くふんばった。

「んんっ……!」

ブーーッ!!

乾いた音の大きなおならが個室に響く。
栞の隣でずっと我慢していたものを出して、張ったお腹が少し楽になった。
しかしもちろん、ただおならをするためだけにトイレに来たのではない。
久しぶりに、ウンチが出せそうな気がする。

「うーんっ」

ブッ!ブブッ!

お尻に感じた圧力にまかせて気張るも、全ておならとなって出て行ってしまった。
けれど、美羽はまだあきらめてはいなかった。
お腹が時々、かすかな痛みとともに動いている感じはする。
今はきっと、溜まったウンチを出口へと送っている途中なのだ。
出すものが降りてくるまでは、ただじっと待つしかない。
小さいころからずっと便秘がちだった美羽は、そのことをよく知っていた。
足を踏みかえ、膝を開いて比較的楽な体勢をとる。もうしばらく、ここにいないといけないようだった。

(さいごにうんこ出たの、いつだっけ)
壁の落書きを読むのも飽きて、退屈まぎれに思い返してみる。
昨日。してない。おととい。してない。そのまえ。してない。
さらにその前の日に、家でした気がする。汗だくでトイレに篭って、
泣きそうになりながらお団子みたいな黒くて固いウンチをいくつも産み落とした。
その時も確か、今と同じくらいの期間溜まっていたはずだ。
つまり今日も、それくらい頑張らないときっと出ないだろう。
暗い気持ちになりかけて、美羽は考え事を打ち切った。

ミーンミンミンミン……

外では、飽きもせずセミの合唱が続いている。
一応屋内とはいえ、閉め切って風の入ってこないトイレでしゃがんでいると、
外にいるよりもずっと暑い。
汗が、幾筋も肌と服の隙間を伝い降りる。
姿勢を変えようと動くと、あごから雫がぽたぽた垂れた。

(あついよ……外、出たい)
早く出すものを出してここから出ないと、
アイスのようにドロドロに溶けてしまいそうだった。
もう何度目か、おしりが内側からノックされて、
美羽はたいして期待せずにそれを押し出した。

プッ!

長時間しゃがんでやや突き出たようになった肛門から放たれたのは、
やはり甲高いおならだった。
しかし、今度はそれだけでは終わらなかった。
出し終えても、おしりに何か詰まったような感覚が残った。

(あ……うんこ、きたかも)
かすかな期待とともに、軽く息んでみる。
やはり、確かな重さのあるものがつっかえている。
美羽は膝を寄せて背を丸め、戦うための姿勢をとった。
こうなればもう、ただ待っていても仕方がない。
力の限りふんばって、どうにか体の外に吐き出さなければならない。

「んいいっ……!」

小さな窄まりが精一杯盛り上がるが、まだ中から押し開かれるまでには至らない。
そのうち息がきれて、窄まりももとに戻ってしまう。
息を整え、再度ふんばる。少し休む。またふんばる。何度もそれを繰り返す。
重いものを押して動かすのと同じで、休みながらでも少しずつ少しずつ、
確実に押し出していくしかない。
美羽の本当の戦いが、今ようやく始まろうとしていた。


(みうちゃん、おそいな)
ジャングルジムの上に残された栞は、公園の隅に立つトイレに
何度目かの視線をやった。
そこに友達が入ってから、もうだいぶ時間が経っている。
待つことは、別に嫌じゃない。今自由帳に書きためている
「ねこ太のぼうけん」の続きを考えていれば、ぜんぜん退屈じゃなかった。
ただ、心配だった。中で具合が悪くなったのかもしれない。
紙がなくて、出られないのかもしれない。
地面に飛び降りるのはこわかったので、一段一段ジャングルジムを降りて、
とりあえずトイレに行ってみることにした。

扉の前に立つと、中からごそごそと物音が聞こえた。
まだ、美羽は中にいるようだった。
ノックしようとさらに近づくと、かすかに美羽の声がした。

『んっ、ううーんっ』

(みうちゃん、うんちしてる)
おしっこにしては長すぎるので、一応予想はしていた。
学校で一緒にトイレに行くこともあるけれど、今までは水音しか聞いたことがない。
美羽の触れてはいけない所に触れてしまった気がして、何だかどきどきした。

『ブッ!』
(……今の、おなら、だよね)
しばらく息を整えているような間があってから、
また苦しげなふんばり声が聞こえてくる。
(みうちゃんって、べんぴ、なのかな)
普段はきちんとお通じのある栞も、長い休みに入ると何日か出なくなることがある。
だから、便秘の苦しさは知っているつもりだった。それと、一生懸命気張っている時の
声やおならを誰かに聞かれたくないはず、ということも。
(がんばって、みうちゃん)
声をかけるのは心の中でだけにして、栞はトイレに背を向けた。
離れた場所にあるベンチで、のんびり待たせてもらうことにした。

「んぐいいっ……!」
栞の訪問にはまったく気づかず、美羽は息み続けていた。
長時間のがんばりのおかげで、事態はだいぶ進展している。
お尻の穴をぽっかりと大きく広げ、ようやくウンチの先頭が美羽の体内から
脱出しようとしていた。指を指し入れれば、第一関節までいかないうちに
ごつごつしたウンチの頭をなでられる位置。あと、もう一息だ。

「っ、はあっ、はあっ……」

次ふんばれば、たぶんやっとウンチが出せる。
やっと、この暑いトイレから出られる。
息を吸って、吐いて、吸って、空気を溜めて、強くお腹に力をこめた。

「ふぐうーーんっ!」

ミチッ、ミチチチッ

わずかずつ、しかし確かに、じり、じり、とウンチが前進する。
そしてとうとう、頭が肛門から顔を出した。
それはほんの3センチほど伸びたところで欠け、ころんと便器の中に落下した。
そんな小さなかけらでも、長い間腸内で腐っていただけあって、かなり臭い。
トイレそのものの臭いと美羽のおならの方の臭いを上書きして、
あっという間に室内の空気を隅まで塗りつぶした。

「はあ、はあっ……んいいいっ!」

それを口だけで大きく吸い込んで、戦いは続く。
次のウンチの頭は、さっきのよりさらに太い。
おしりからぴりぴりと痛みが伝わってくる。

(うんこ、かたいっ……!)
美羽の小さな肛門は、もう限界いっぱいまで頑張って開いている。
それなのに、つっかえて出てこない。
もしかして、もう自分では出せないくらい太くなってしまったのかもしれない。
こわい。不安がちりちりと胸を焦がす。

(おねがいっうんこでてぇっ!)
恐れを振り払うように、全身を震わせて懸命にふんばる。
腹圧で押されたおしっこが勢いなく漏れて股を伝う。
やがて、ずきん、と鋭い痛みを残して、詰まっていた部分がなんとか肛門を通過した。
どうやら先頭が一番太い部分だったらしく、続きは比較的楽に伸びていく。

ミチ、ミチッ……

「ふうっ……ふー」

息が続かなくなって、おしりから五センチほどウンチをぶら下げたまま、
途中で息継ぎをした。
出来れば一度出し切ってから休みたかったが、肛門の力で千切ろうとしても、
おしりを軽く振ってみてもびくともしない。
水分を必要以上に吸われて、棒のようにカチカチになってしまっているらしかった。
仕方ないので軽く息を整えるだけにして、息みを再開する。
ここまでくれば、ウンチを出すことはもう苦しみではない。
苦しかったお腹の重りが消えていくのは、とても気持ちがよかった。

「んんっ……」

どす黒い立派な柱が、便器目がけてゆっくりと降りていく。
そろそろ先端が着水しようかという頃、しっぽの部分が肛門からずるり、と抜けた。
支えを失ったウンチは前のめりに倒れ、盛大な水しぶきをあげて
薄く水の張った底面に叩き付けられた。
飛沫が内股に飛んで、排泄の快感で少しぼーっとしていた美羽はふと我に返った。

(はぁ、はあ、おっきいの、でたぁ)
荒い息をつきながら両足の間を覗くと、便器の陸の部分をいっぱいに使って、
一本のウンチが堂々と横たわっていた。
太く、固く、長い。とても幼い少女のお腹から出てきたとは思えないほどの
威厳を放っている。
色が黒ずんだ濃い焦げ茶なのも、重量感に一役買っていた。
世間一般の子供がウンチの絵を描くときに、まずこの色のクレヨンは使わない。
しかし日頃から便秘がちな美羽にとっては、こっちの方が見慣れた「ウンチ色」だった。

解放感にひたるのもそこそこに、ペーパーを巻いておしりを拭きにかかる。
まだお腹に残っている感じがしたけれど、それが出るまで
待っている気にはなれなかった。
トイレ内に篭った熱気で頭がくらくらする。早く外に出たい。
拭いた紙にはかすかな茶色い汚れに加えて赤い点々がついていたが、
見なかったことにして便器に放り込み、水を流した。
巨大なウンチが一度で流れるとは、もちろん美羽も思っていない。
案の定、わずかに前方に移動しただけだった。
二度、三度と水洗レバーを倒し、なんとか水たまりに落とし込むことに成功した。

無事に泡だった水に飲まれて消えていくのを確認して、
美羽は立ち上がって下着とショートパンツを引き上げた。
手を洗うのもそこそこに、扉を押し開けて外に出る。薄暗さに慣れていた目に、
強い日差しが痛かった。
ちょうどタイミングよく風が吹き、汗まみれの美羽を通り過ぎて行く。
夏の盛りなので多分に熱を含んでいたが、それでもさっきまで居た
トイレに比べれば、天国だった。

(はー……すずしくてきもちいい)

ようやく人心地がつき、ウンチと暑さ以外のことにも気が回るようになって、
美羽は大事なことを思い出した。

(しおりちゃん、おこってるかな)
時計がないので詳しくはわからないが、だいぶ長時間待たせてしまっているはずだ。
ジャングルジムを見ると栞の姿はない。怒って先に帰ってしまったのかと
一瞬どきっとしたが、向かい側のベンチに腰かけているのを
すぐに見つけることができた。

「あ、おかえり」

早足で栞のもとへ向かうと、笑顔で迎えてくれた。
どうやら、怒ってはいないらしい。美羽は内心ほっと胸をなでおろした。

「えと、…………ごめんね」

何がごめんなのかとか、どうして遅くなったのか、とかは言えなかった。
きっと、トイレにいた時間から、美羽がウンチをしたことはバレているだろう。
それでも、うんこが出なくてずっとふんばってたの、なんて言うのは、
いくら仲良しでも恥ずかしかった。

「ううん、へいき」

栞はただにっこりしただけで、何も聞いてこなかった。
美羽にとっては、一番ありがたい反応だった。

「ねぇ、ブランコのろっ」

トイレに篭っていたことは自分でも早く忘れたいし、栞にも忘れてもらいたい。
美羽は吹っ切るようにことさら元気よくそう言い、栞の手を取った。

「うんっ」

栞もベンチから立ち上がる。いつも通りの美羽で、なんだかうれしかった。
手をつないだ二人は寄り添い、そろってブランコの方へ歩き出した。

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あとがき

夏は海でとかプールでとか旅行でとかアイスの食べすぎでとか、
スカトロノベル的にネタを考えやすい季節でした、結局この話しか書いてないけど
秋+スカって運動会と遠足くらいしか思いつきません

ところで今回初めて拍手コメントで感想を頂いてしまいました
ありがとうございます、テンション上がること山のごとしでした
ご覧のとおりのお客さんを選びすぎるサイトですが、
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです
2011年10月18日 | Comments(0) | スカトロノベル
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